◆はじめに
スギノアカネトラカミキリの幼虫が、樹木の一部を食べた痕跡が木材の表面に現れた木材を「あかね材」といいます。
三重県では被害が多発し、森林に関わる人々を困らせています。
今まで、あかね材は見た目が悪いことから、欠点材として扱われてきました。
しかし、本当に住宅部材として使う場合に問題があるのでしょうか?
もしそうでないとすれば、あかね材を使わないことは、森林資源の有効利用の面で大きな問題であり、三重県の山が荒れ環境問題にも影響があります。
そこで、木材関連業者、三重大学(徳田教授)、三重県科学技術振興センターが連携し、あかね材を有効活用するために、この問題に取り組んできました。
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◆「あかね材」の分布について
「あかね材」の分布状況を正確に把握することは難しいのですが、松阪市内の飯高地域において関係者にヒアリングしたところ、おおむね山の標高により、その分布状況が変化する傾向があることがわかりました。
標高約500m以上の山では、やや分布が減り、標高1,000m以上の山ではほとんど分布しません。
言い換えると、多くの住民が暮らす里山付近では多いということです。
この皆様の暮らしに近い山で育まれた「あかね材」を使うことは、自分たちの暮らしに近い山から守っていくことにつながります。 |
◆昔からあった「あかね材」
あかね材は従来、地域の大工の技で、見た目の美しさに欠けるとう問題が補われながら、日常的に使用されていました。
現在も、使っていただく方に納得いただきながら、地域で育まれたねばりのある優良材として推奨している製材業者もあります。
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◆エコブランド・あかね材の誕生
松阪地区木材協同組合では、正しい知識で「あかね材」をご理解いただき、安心してご使用いただけるよう体制を整えました。
それが、「エコブランド・あかね材」です。
見た目の欠点分お得な価格になっていますが、皆様に使っていただくことで、森林の健全化が図れる効果があります。 |
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